夜明けの整然と区画整理された都会。アメリカ。一日の始まり。始発電車。人々の日常。碁盤目状のストリート。漠然としたオフィス。
突然、人込みの中からこっそり逃げ出す人。警察。追跡。この人物は、サンドイッチマン。都会で一番ぱっとしない人だけれど、宣伝看板のせいで一番目立つ人となる。
彼が宣伝しているのは:「ニュー」。目新しいもの。ただそれだけ。
『ニュー・ワンンテッド』は、リーニュ・クレール様式、ミニマリズム、形式の発明であるけれど、本当のところは、モンドリアンの絵画の中にブギウギが侵入、またはヒッチコックがジェームズ・スチュワートをソウル・バスのシーンの中を疾走させるかのような作品です。

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白黒
15 x 21 cm
ISBN: 978-2-916383-02-6
2008年3月刊行 
13 ユーロ


『ニュー
ウォンテッド』
ローラン シルフォ
イマジェーム
コレクション

88 頁



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